動産強制執行の手続きと流れ

動産強制執行は債務者が何らかの理由によって債務の支払いを行わなかったというような場合、強制的に債務者が持つ財産を没収することで、その没収された財産を返済の代わりにするというものです。
基本的には住宅や土地など、移動可能な財産に対して行われる強制執行がこれに当たりますが、実際に行うという際にはまず「裁判所に対する申し立て」を行う必要があります。
この際には強制執行対象の財産がある家や倉庫、店舗などの場所を管轄する地方裁判所の執行官に対して行う必要があり、基本的には「執行官室」という場所で手続きを行うこととなります。
そこに申し立て書と執行文、この文章としては「誰が誰に対して強制執行をすることができる」という内容を盛り込んだものが必要です。
これらに加えて執行場所を記した地図のコピーと、手数料を支払うという形になりますが、これらが受理されることで手続きは完了となります。
受理された後には執行官と申立人が時刻の打ち合わせを行い、執行官が相手の財産に対して強制執行を行うこととなるのです。
打ち合わせ時刻に強制執行が完了した場合には執行対象となった財産が競売にかけられて処分され、もし対象不在だった場合には強制執行のために訪問したという通知書を投函したうえで後日改めて再度訪問となります。
ただ現代の強制執行においては成果が上げられないということも非常に多いため、もし何の財産も没収することが出来なかったというような場合には「執行不能調書」が作成されて完了と言うことになるでしょう。
基本的な作業に関しては執行官の指示に従う必要がありますので、強制執行の際には執行官とよく相談するようにしてください。

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